横濱家系らーめん元喜家さくら店は、寿々喜家一番弟子の土屋徳男が北関東へ進出させた旗艦店である。国産豚骨と鶏ガラを炊き上げた濃厚スープに香り高い鶏油を合わせ、富山の製麺所特注の短め中太麺が絡む一杯は「ガツンと来て後味すっきり」が信条。麺の硬さ・味の濃さ・油量を選べる家系伝統のオーダーに加え、無料ライスサービスが白飯派の常連を惹きつける。木目を基調とした明るい店内はテーブル席も充実し、女性やファミリー層にも利用しやすい。那須塩原店仕込みの若手職人が鍋を振る昼時には行列ができ、地元客と遠征マニアが肩を並べる。濃厚ながら毎日食べられる味を目指し、ほうれん草や海苔など素材選びにも妥協はない。修行先の教えを守りつつ独自の進化を続ける一杯が栃木で愛されている。
土屋徳男 寿々喜家での修行を経て2003年にKRS設立、2010年に元喜家1号店を開業し2015年にさくら店を出店