蒲田駅西口の工学院通りに構える8席のカウンターは昼夜を問わず行列が絶えない。豚骨と鶏ガラを強火で炊き、キレのある醤油ダレと鶏油で仕上げた塩気強めのスープは「吉村家直系」の面影を色濃く残す。酒井製麺の極太平打ち麺が力強く絡み、卓上のニンニクや豆板醤で自由に味変できるのも魅力だ。常連は海苔を浸したスープでライスを巻き、濃厚な旨味を存分に楽しむ。2021年開店ながら店内炊きの本格派として都内で希少な“直系の味”を守り、川崎店とともに環2家の新たなファン層を広げている。
玉川正視 独学で2008年「つけめん玉」を創業し玉グループを設立。環2家本店の経営権を取得後、吉村家との関係を再構築し2021年に蒲田店をオープン