白楽駅からほど近い六角橋に店を構える末廣家は、家系総本山・吉村家直系の味を継承する希少な一軒である。豚骨と鶏ガラを炊き上げた力強いスープに切れのある醤油ダレを合わせ、酒井製麺製の低加水太麺が絡む王道スタイル。燻香をまとわせたもも肉チャーシューや大判海苔、ほうれん草の彩りが丼を引き締める。卓上の刻み生姜やニンニクで味変を楽しめ、白米との相性も抜群。元サラリーマンの店主・末廣氏が毎日の仕込みに妥協なく挑み、行列店でありながら丁寧な接客も評判だ。「直系の基本を守りつつ地元に愛される味」を掲げ、学生からファミリーまで客層は幅広い。家系ファンなら一度は足を運びたい実力店である。
末廣良信 吉村家で早朝から通い弟子入りし修行を積んだのち、2013年に白楽で末廣家を創業