杉田家は、総本山吉村家の味を正統継承する直系1号店だ。豚骨と大量の鶏ガラを炊き上げた濃厚スープにキレのある醤油ダレ、酒井製麺製の中太麺が絡み、海苔・ほうれん草・燻製チャーシューが王道を成す。1999年の開業以来、早朝5時営業を貫き、トラック運転手や地元客に愛され続ける行列店として定休日の日曜以外は湯気を上げる。券売機では麺の硬さ・味の濃さ・油量を選べ、常連は自分好みの一杯を調律。店内には旧吉村家時代の椅子が残り、修行の熱気と活気が今も漂う。息子が切り盛りする千葉の支店とともに“杉田家ブランド”を広げつつ、本店は津村進が背中で味を守り、吉村会長のスピリッツを次代へ繋げている。
津村進 吉村家で約半年の厳しい修行(TV番組「地獄の修行180日」取材)を経て1999年9月27日に杉田家を開業