ときわ家本店は2001年町田・常盤町に開業した家系ラーメン店である。豚骨醤油の濃厚なスープに中太麺を合わせ、ほうれん草・海苔・チャーシューを基本とする王道の構成ながら、創業者の石川聡が試行錯誤を重ね、後期には麺や油量を調整できるカスタマイズ性も導入した。昼時には近隣の大学生や家族連れが列をつくり、店主夫妻の温かな接客も人気を支えた。2005年には帝京大学前店を輩出し、一時は多店舗化も視野に入れたが、味のブラッシュアップや店主の体調不良などで2011年に惜しまれつつ閉店。現在も常連の間で「杉田家仕込みのコク深い味をもう一度」と語り継がれている。
石川聡 吉村家で約半年修行後、1999年杉田家を共同創業し独立。環2家助手を経て2001年町田市にときわ家本店を開業。