福岡・博多駅前で2020年4月に開業した『ラーメン内田家』は、家系総本山吉村家で修業を積んだ内田陽介氏が手がける九州初の直系店だ。豚骨と鶏ガラを寸胴で炊き、横浜から取り寄せた醤油ダレと香り高い鶏油を合わせた濃厚ながらキレのあるスープが特徴。酒井製麺特注のモチモチ太麺が粘度高めのスープを抱き込み、海苔・ほうれん草・肩ロースチャーシューが王道の一杯を完成させる。麺の硬さ・味・油を好みに調整でき、卓上の生姜や酢で味変も自在。博多ラーメン文化の中心で「本物の家系を届けたい」という店主の思いに共鳴した常連は、ライスを片手に海苔でスープを巻いて頬張る至福を語る。夜は24時まで営業し、仕事帰りの一杯や〆の利用にも重宝される存在だ。
内田陽介 1978年宮崎県生まれ。家系ラーメンに魅せられ2012年タイで「内田家」を創業後、吉村家で修行を積み2020年に博多駅前で直系店を開業