2000年7月、学芸大学で産声を上げた「円満家」は、直系・六角家で鍛えた店主・充氏が“食べた人が円満になりますように”という願いを込めて開いた家系ラーメン店。定番の豚骨醤油らーめんに加え、キャベチャや二郎系インスパイアの「G麺」、旨辛タンメンなど遊び心あるラインアップでコアな家系ファンはもちろん幅広い層を取り込んだ。14年間の学大営業後、2014年に大塚へ移転。深夜1時まで暖簾を掲げ、駅前のサラリーマンやラーメン巡礼者を腹いっぱいにしてきたが、コロナ禍直前の2020年3月13日に惜しまれつつ閉店。今も“円満”を願うどんぶりのメッセージと濃厚スープの記憶が、家系ラーメン愛好家の語り草になっている。