環状2号線終点近くに赤看板を掲げる心家は2007年創業。まこと家で研鑽を積んだ店主が「心を込めた一杯」を掲げて開いた。酒井製麺杉印の短尺モチモチ麺と、豚骨の厚み・鶏油の甘味・醤油のキレを三位一体でまとめたスープは、クラシックながら骨太。茎わかめやコーンなど川崎家系譜らしいトッピングも健在で、ライスと合わせる“NRG”は常連の定番だ。清潔なカウンター15席に子供椅子を備え、家族連れにもやさしい。駅から遠い立地にもかかわらず昼時には行列ができるが、平笊を巧みに操る店主の手際で回転は早く、待ち時間も苦にならない。本牧系の歴史を体感させる一杯を求め、今日も環2に香り高い湯気が立ちのぼる。