塩尻郊外の国道19号沿いに1998年に開業した家系ラーメン吉田家塩尻店は、六角家直系の技術を受け継ぎつつ独自に生キャベツをトッピングした一杯で話題を呼んだ。豚骨と鶏ガラを炊き込んだ濃厚スープにキレのある醤油ダレを合わせ、中太で縮れの強い麺が絡む。麺硬め・味薄め・油多めなど好みに応じた調整も可能で、学生やドライバーに支持された。常連は「キャベツの甘さがスープを円やかにする」と語り、昼夜問わず行列が絶えなかった。弟子が開いた信州五十六家などに味が継承され、閉店後も“吉田家系”の記憶は長野のラーメン文化に深く刻まれている。
不明 六角家で修行後に独立し塩尻に出店