国道16号沿いに赤い看板を掲げる「ぼうそう家」は2010年創業。新中野武蔵家で修業した職人が炊く濃厚スープは骨の髄まで旨味を抽出し、キレのある醤油ダレでまとめあげる。合わせるのは家系御用達の酒井製麺。ほうれん草や大判チャーシューが映える一杯に、無料ライスと刻みチャーシューを合わせれば胃袋は歓喜する。土日は朝6時からの“朝ラー”を目当てに常連が車で集い、半麺オーダーでトッピングサービスや紙エプロンなど細やかな気遣いも人気の理由。対岸に王道家系「王道いしい」が並立する激戦区で連日行列を作りながらも、活気ある接客と武蔵家譲りの味で地元の若者から家族連れまでを魅了し続けている。