英吉家は2008年、名城大学至近の塩釜口に誕生した。店主は武蔵家東名川崎店で鍛えた腕を武器に、酒井製麺の特注麺と濃厚ながらキレのある豚骨醤油を提供。10時半から通しで暖簾を掲げ、学生の腹と財布を支えるべくライスは無料、おやつ時にはトッピングサービスも用意する。カウンター13席の店内には豚骨香が漂い、好み調整で自分だけの一杯を作れるのも魅力。深緑の丼に広がる黄金の鶏油、迫力のチャーシューとほうれん草、海苔の三重奏が食欲をかき立て、スープを吸った海苔で頬張るライスは至福そのものだ。武蔵家系中野流のDNAを受け継ぎながら、名古屋流のおもてなしで進化を続ける一杯をぜひ体験してほしい。