沖縄に家系ラーメン文化を根付かせた先駆けが武蔵家沖縄本店である。吉祥寺武蔵家で腕を磨いた藤崎育弘が2002年に久茂地で創業し、国際通り地下、壺屋を経て2020年夏にサンライズなはへ移転。継ぎ足し続ける豚骨醤油スープはコク深くキレ抜群で、毎日炊き上げる国産豚骨と鶏油、自家調整のカエシが織り成す味わいはライスとの相性も申し分ない。14席の店内は赤いカウンターが映え、月10・11日の「沖盛りデー」には最強トッピングが無料になる太っ腹企画も。味の濃さ・油量・麺硬さを細かく指定でき、観光客から地元常連まで幅広い支持を集める。弟子達が浦添や高速IC周辺に店を構え、武蔵家の魂を沖縄全島へ広げつつある今も、ここは原点にして進化の中心であり続ける。家系好きなら一度は味わいたい渾身の一杯だ。