尻手黒川道路沿いに構える武蔵家東名川崎店は2006年11月の創業以来 豚骨を力強く炊き上げる新中野系の濃厚スープと酒井製麺の麺でファンを魅了してきた。専用駐車場完備で家族連れも多く、無料ライスや先着ネギチャーシューなど太っ腹なサービスが行列を呼ぶ。厨房では平ザルで麺を切る軽快な音が響き、青磁の丼に注がれたスープの香りが食欲をそそる。チャーシューは大判で柔らかく、海苔や青かっぱとともにライスを頬張る背徳感が常連の楽しみ。リニューアルで清潔感を増した店内には川崎フロンターレ選手や芸人のサインが並び、地域に根差した温かい雰囲気が漂う。創業者菅沼氏の志を継ぎ、今も朝から深夜まで途切れず客を迎える姿勢は「第三世代家系」の象徴と言える。