大船駅東口を出てすぐ、カウンターだけの小さな空間に漂う豚骨醤油の重厚な香りが食欲を刺激する。町田家で鍛えた店主・大原氏は、生の豚骨と丸鶏を18時間炊き込む製法を守り、酒井製麺の短尺太麺に深いコクとキレを纏わせる。チャーシュー、海苔、ほうれん草の王道トッピングにうずらを加え、ライスとの相性も抜群だ。麺の硬さ・味の濃さ・油量を好みに合わせる“家系三段活用”も健在で、常連からは「ブレない濃厚さ」と評される。学生サービスやエコ箸導入など地域への心配りも嬉しいポイント。2008年の開業以来、地元のみならず家系フリークが足繁く通う実力店である。
大原(姓名非公開) 町田家 町田本店で修行ののち、2008年に大原家をオープン