国道19号沿いに構える店舗は広いカウンターとテーブル席を備え、昼夜問わず地元客で賑わう。スープは豚骨と鶏ガラをじっくり炊き、吉田家仕込みの濃口醤油ダレとたっぷりの鶏油でコクとキレを両立。太めの縮れ麺が力強い旨味を受け止め、生キャベツ・ほうれん草・海苔が彩りと食感を添えるのも特徴だ。麺の硬さ・味の濃さ・油量を客が調整でき、ライスとの相性も抜群。信州でいち早く家系を紹介した存在としてファン層は幅広く、スタッフの気さくな接客も長く愛される理由である。
石井松美 塩尻の吉田家で店長として修行後、56歳で独立し2009年に信州五十六家をオープン