曙町の国道16号沿いに1996年に誕生した「たかさご家 曙町店」は、緑の看板に赤文字というたかさご家伝統の装いで深夜5時まで営業し、周辺で働く人々や飲んだ後の客を温かく迎えてきた。豚骨主体ながらクセの少ないライトスープに酒井製麺の中細麺が絡み、ほうれん草と海苔が映える一杯は“安心して食べられる家系”として支持を集めた。昼時は行列ができるほどで、ラーメン600円という価格も財布に優しい。20年以上にわたり曙町の胃袋を支え、閉店後は店主が「横浜ラーメン曙家」を開業しその味を継承。今もなお多くの常連が語り草にする、家系史に欠かせない名店である。