1994年に横浜市栄区本郷台で創業した矢口家は、骨太な豚骨醤油とライトな飲み口を両立させた“介一家譲り”の味わいでファンを獲得した。丸山製麺の中太麺が鶏油香るスープを持ち上げ、のり・ほうれん草・肩ロースチャーシューが王道の一杯を完成させる。味の濃さや油量を客好みに調整できるオーダーシステムも特徴で、平日昼は近隣の会社員、夜は家族連れで賑わった。1997年には平塚に支店を出し、2017年までに海外進出を視野に入れるなど挑戦を続けたが、本郷台本店は2017年8月に幕を下ろした。現在も平塚店やカナダ店などにそのDNAが受け継がれている。
矢口栄次 横濱家・介一家で修行ののち1994年に本郷台で矢口家を創業