2008年に東大赤門前で産声を上げた『家家家 本郷本店』は、新中野武蔵家の魂を受け継ぐ正統派の横浜家系である。ゲンコツと鶏ガラを丸一日炊き上げた濃厚スープに、大橋製麺の特注麺(推測)が絡む一杯は、鶏油の芳醇な香りとキレのある醤油だれが食欲を刺激。麺は細麺・太麺から選択可能で、海苔をスープに浸し無料ライスを巻けば背徳の幸福が訪れる。カウンター17席の店内にはキューちゃん漬けや豆板醤が常備され、好みの味変も自在。昼は東大生、夜は近隣の会社員で行列ができるが回転が早く待ち時間は概ね15分程。味玉やキャベツを重ねた“のりたまらーめん”が人気で、ロックな店名と裏腹に真摯な職人の姿勢がリピーターを掴んで離さない。